【日本史B】「今年受験した大学の問題は復習したほうがいいの?」その答えは…

私は、公立高校で日本史を教えている。

 

このブログではその経験を生かして、勉強法や歴史のあれこれについてまとめている。

 

日本史の学習を進めている生徒や、日本史を専門としないが公立高校で日本史を頑張って教えている先生方はぜひ参考にして頂きたい。

 

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今日は私立受験に挑戦しているみんなへメッセージを。

 

まず、できた・できなかったに関係なく、まずは現実を冷静に直視することがとても大切。

 

何ができていて、何ができていなかったのかを分析しよう。

 

なかには、「答えがないから、復習する気がおきない」と思っている人もいるかもしれない。

 

しかし、一番後悔することが何かといえば、

「○○大学(○○学部)を受けてわからなかった問題が、また出てしまった・・・」というものだとおもう。

 

これが起きると、テスト中にとてもテンパる。

なぜそんなことがわかるかといえば、実体験があるからだ。

 

私が受験生であったとき、A大学で「聚楽第」を漢字で書かせる問題が出たが、それをど忘れして、漢字で書くことができなかった。

 

試験がおわり、家に帰ると疲れてすぐに寝てしまった。

そのため試験の復習をせずに、次の日の試験を迎えてしまったのである。

 

次の日、B大学で日本史を解いていると、また「聚楽第」を漢字で答える問題に遭遇した。

 

このときの焦りは、忘れられない・・・

 

 

現実にこのようなことが起きるからこそ、復習はできるだけした方がよい。

 

今年の問題なので、当然答えがない可能性は高いが、教科書や資料集などをつかって復習することで、周辺知識の確認にもなるだろう。

 

もしどうしてもわからないのであれば、塾や予備校、学校の先生などをたよってもよい。

 

 

ただし、マニアックな問題は忘れてしまってよい!

これは覚えるだけ時間の無駄。

 

どうせ皆解けていないから、合否に全く影響しない。

 

基礎的な知識のもれがあったら、それを覚え直す。

この簡単な作業を、受験が終わるまで繰り返そう。

 

 

今週は雪がふりそう。

交通機関を使う人は、余裕をもって行動して。

 

応援しています。

がんばれ。